インナーテラスの有用性
雨が降るとお洗濯物が乾かない。梅雨の時期になると乾かない洗濯物が増える。
乾き待ちの洗濯物で渋滞してしまう。黄砂やPM2.5や花粉などが飛び交い外に干せない。
干せても何かしらの別の手間がかかってしまう。
冬に暖かい部屋の中で洗濯ハンガーに干せても、外に出す時に窓を開けなくてはならない。
インナーテラスは、上記のようなお困り事を解消してくれるスペースです。
メリットは上記のようなお困り事を解消してくれる点となります。
また、テーブルや椅子を設置して、カフェのような場所としてお使いいただくことも可能です。
デメリットは、屋根や壁などを設置するため、通常のテラスと比べると費用が高くなります。
元々のテラスやお庭などを一部インナーテラスとして改装するというより、
お家にインナーテラスを新しく設置(はめ込み)といった考え方が正しいのかもしれません。
また使い方によっては他の間取りを意識した上で、設置する場所を選ばなくてはなりません。
洗濯物を干す人だけが使うのか、植物を置いてちょっとしたお庭のように使うのか、
ご家族でちょっと団欒で使用するのか、お友達を呼んでカフェのテラス席のように使うのか。
ご紹介したインナーテラスは、いい部分だけではもちろんありませんが、
使い方や目的を明確にしておくことで、大変便利で心地よい空間になります。
LIXIL社「暖蘭物語」
写真は腰壁タイプとなります。
腰壁上にあるパネルを前面・左右側面ごとに自由に開閉可能です。
全て外から見えてしまうと、インナーテラス奥のお部屋まで見えてしまうので、
プライバシーを守りながらインナーテラスを満喫できるタイプです。
DAIKEN「hapia」 「hapiaラインフレーム吊戸タイプ」
こちらはセットで販売されているものではなく、任意の場所に間仕切りを設置するタイプです。
既存のお部屋に間仕切りを設置して、インナーテラスの空間として使用します。
そのため、インナーテラスを作ったお部屋の面積は、設置前よりも狭くなりますが、
デッドスペースだった場所をインナーテラスとして使用する場合は、空間の有効活用となります。
折角リフォームやリノベーションをするのであれば、いらなかったなと思う空間ではなく
暮らす人にとって快適な空間にしたいですね。
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