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点検・改修の大切さ

公開日:2020年10月28日 カテゴリー:おうちの豆知識 タグ:

2020年10月17日、北海道苫小牧市にある賃貸アパートの外階段が崩落し、5人が重軽傷を負う事故が発生しました。

該当するアパートは築25年程で、かなり古いというわけでも無いとは思いますが、Googleストリートビューを使用して外観や外階段を見てみると、鉄骨で作られた部分が大変錆びついているのがわかりました。
また、報道されている映像等を見ますと、手すり等の接合部分がかなり錆びておりましたので、中まで腐食していたのではないでしょうか。

金属は腐食が始まってしまうと、錆びるだけではなく厚みが減少し、最終的に穴が開いてしまうことになります。

 

該当のアパートは法定点検時に、外階段がかなり錆びついているので修繕指導はされていたようですが、特に修繕したということもなかったようで、今回の事故に繋がったと思われます。

腐食した外階段写真 腐食した外階段アップ写真
※写真はGoogleストリートビューのものを、分かりやすいようにコントラスト調整したものとなります。
※赤い丸部分は変色しているのがわかりやすいかなと思い、外階段をアップにしたものとなります。

 

今回のこの事故は、階段に雨水がかからないように屋根がせり出しているわけではなく、常に風雨に晒されてしまっている状態の外階段でした。

隣の建物との間はおおよそ5m程。
密接しているわけではありませんが、十分に太陽の光があたらないような外階段ですね。

また、地図上では海から約3kmほどの場所のようで、今回は塩害も関係したかは不明ですが、それでも錆びている外階段を放置してしまうのは大変危険です。
※塩害は最大で7kmまで及ぶ地域もあるそうです

 

このような事故を未然に防ぐためにも、定期的な保守点検やメンテナンスが大変重要になってきます。

もちろん、外構だけに限りません。
お家の中の様々な箇所で点検・改修(修理)は必要になってきます。
■お家の中での例
・点きが悪いコンロをそのまま使っていたら、ガス漏れにつながった
・地震で瓦が落ちてきたが少しそのままにしていたら台風が来てしまい、雨漏りし始めた
・壁紙が少し浮いてきたなと思ったが、生活に今のところ支障がないと放置したら、ある日急にベロンと剥がれてしまった

ご自身のお住まいの家、ご自身が保持されている建物は全て、持ち主に責任が生じます。
今回の事故は賃貸物件の共用部分での事故でしたので、大家さん側に100%責任が生じます。
コロナ禍で大変な毎日を過ごされる中で、このような責任問題まで抱えていくのは大変ですよね。

定期的な保守点検をし適切な改修をすることで、痛ましい事故は未然に防げる確率が上がります。

お家の中はもちろんですが、建物の外にまでお手入れが行き届いていると
「外にも気を使える余裕のある方なんだな」
というよい印象を外部の方にも与えることになりますね。

今後このような痛ましい事故が頻発しないようにする為にも早め早めの対策をお考えください。

点検写真

もちろん弊社でも、点検や改修のご提案などのご相談も承っております。
お見積り、ご相談、現地調査は無料でございますので、お気軽にご連絡ください。

株式会社トータリアシンコー
【リフォーム&増改築 シンコー リノベcolor 新築ieru】



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